身体
役者はまずは何者でもない、何者にも囚われてない中立な身体を獲得する事が大事。
身体の軸を持ち、天井から頭が引っ張られている状態ですーと立つ、これが基本。
どこにも力が入っていないいわゆる自然体。
役を得る前にまずは自分の中立な身体と心の状態を自分で把握すること。
人にはそれぞれ特徴があり、身体にもそれぞれ個性があるので一人として同じ中立はないので個人個人が自分で自分の状態を客観的に把握する事が重要である。
役のペルソナが入ってきたときに迷ったらその状態に立ち戻れるようにしておくこと。いつでも中立の状態からペルソナの肉付けをしていくこと。
また観客に見られていると思うに緊張して身体がガチガチになってしまう者でもある。
ゆえになおさら自然体を意識してスーと立つ事が重要になってくる。
心
心も同様にまずは余計なことは何も考えずいわゆる無心。
脚本が入ってきたときに真っ白な状態から始められるように余計な先入観は排除した状態をまずは作っておく。
役者は集中力が問われる仕事。
演じてる時に余計なことをあれこれ考えるのではなく、今目の前で起こっていることに集中して素直に反応していくこと。